専門店の珈琲飲んでみませんか

アップスのコーヒー

全日本コーヒー取引公正協議会で定めらている「特定銘柄」のコーヒー豆とスペシャリティー、グルメコーヒーと呼ばれる豆を扱っています。

コーヒー豆は赤道直下の国を除き年1回の収穫。
収穫した豆を精製、乾燥し保管したものを必要に応じ輸出されます。

同じ品種でも入荷時期により乾燥状態など微妙に異なる為、同じように焙煎しても味は異なります。
いつでも同じ味にならいところがコーヒーの楽しい所です。

ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーは異なった生産国のコーヒーを混ぜて作られたコーヒーです。
生豆の状態でブレンドし焙煎する「プレミックス」と各コーヒーを焙煎後ブレンドする「アフターブレンド」の2つの作り方があります。
「プレミックス」は癖が無く飲みやすいブレンドコーヒー。
「アフターブレンド」は豆毎の味が出て微妙な味が楽しめるブレンドコーヒー。
1年を通じて味は安定し価格も安定させやすいので毎日飲むコーヒーに向いています。

スペシャリティーコーヒーだけでブレンドした「少し贅沢なブレンドコーヒー」も作ってます。
ストレートコーヒーで味わと癖がある味もブレンドにする事により「飲みやすくマイルド」となります。

ストレートコーヒー

国で分類したコーヒーを「ストレートコーヒー」と呼びます。
更に「地域を限定」、「生産者組合や農園を限定」、「農園の区画を限定」、「品種を限定」と絞り込まれて行き
エリヤが狭くなる、品種を限定するなど絞り込む程に味の癖はより感じられる様になり価格も上がる傾向にあります。
上記のコーヒーは全て「ストレートコーヒー」と分類されます。
その中で品種を特定したものを「シングルオリジン」とも呼ばれています。
「スペシャリティーコーヒー」と呼ばれるものは「品種」「土壌」「カップクオリティー」等から決まられますがはっきりとした線引きは分かりません。

 

アイスコーヒー

アイスコーヒー用のコーヒー豆は一般的には「深煎り豆」です。
当店で「アイスコーヒー用」として販売しているコーヒーは「ブレンドコーヒー」です。
アイス用に深煎りしたコーヒー豆を使い色々な味を作っています。
ストレートコーヒーの深煎りを使ってもアイスコーヒーは作れます。
アイスコーヒーを作るのは深煎りでなくれもいいのですが何故深煎りにしているかをご説明します。
当店は「喫茶店にコーヒーを販売する喫茶卸」からスタートましたので喫茶店で提供するアイスコーヒーが基礎になっています。
アイスコーヒーはホットコーヒーと違い淹れて直ぐには飲みません(喫茶店は)。
抽出後、粗熱を取り冷蔵庫で冷やして保存、お客様からのオーダーが通れば氷を入れたグラスに注ぎ提供します。
抽出後冷蔵庫で保管する事は淹れてから飲むまで時間が経つ事を意味します。
浅煎り又は中煎りのコーヒーを使うと「経時劣化」で味に渋みが出る事とコーヒーに濁りが出ます。
なにより浅煎り又は中煎りのコーヒーを使うと味が薄くなり氷を入れて味わうアイスコーヒーは氷が解けてコーヒーを薄め更に水くさくなり商品としての価値が下がります。
これを解消する方法は「深煎り」です。
深煎りコーヒーは経時劣化が抑えられ保存に適します。
冷蔵庫で約三日ほど保存できます。
深煎りは苦くなり氷で薄まっても極端な水くささにはなりません。
もう一つ大きな理由は「夏の暑さには冷たくほろ苦いコーヒーは喉越しがよく清涼感があります」
なのでアイスコーヒー用コーヒー豆には深煎りをおすすめします。

浅煎り、中煎りでも氷で冷やし美味しく飲めます。
少し濃いめに淹れたコーヒーを抽出後直ぐに粗熱をとり氷を入れたグラスに注ぎかき混ぜて全体を冷やします。
砂糖やミルクは合いません。
冷たいお茶のイメージで渇きを癒し和菓子などによく合うように思います


簡単解説 グルメ&スペシャリティーコーヒー

スペシャリティーコーヒーとは

生豆に色々な視点から評価を付けたものです。 コーヒーの木の種類・栽培地条件・収穫方法・収穫時の実の熟度・精製方法・粒の大きさや揃い具合・保管場所など豆本体の状態と、焙煎後の香り・挽いた時の香り、最も重要な酸味とアフターテイスト評価など細部に渡り評価をして、高品質の生豆だけをスペシャリティーと位置付けています。

プレミアムコーヒーとは

スペシャリティーコーヒーや輸入規格としてはスタンダードな豆にバックグラウンドストーリーや生産量が希少な豆などの付加価値を付けたもの、著名である故に味覚面での評価とは別に高値で取引されているものをプレミアムコーヒーと位置付けています。

グルメコーヒーとは

スペシャリティーコーヒーとプレミアムコーヒーの総称をグルメコーヒーと呼んでいます。「コーヒーをおいしく安心して飲んでいただけるように」との思いから始まったグルメコーヒー、 実は明確な定義はまだ確立されていません。生産地やクオリティーにこだわり、焙煎やブレンドにも興味を持ち、 グルメの名の通りおいしくコーヒーを飲みましょう!という提案です。

こんな記事を見つけましたので宜しければお読みください。

Specialty Coffeeとは?

Specialty Coffeeの語源は米国Knutsen CoffeeのErna Knutsen女史が
1978年にフランスのコーヒー国際会議で使用したのが起源で、そのコンセプトは単純明快です。
『special geographic microclimates produce beans with unique flavor profiles
(特別の気象・地理的条件がユニークな香気を持つコーヒー豆を育てる)』
またS.C.A.A.(米国スペシャリティーコーヒー協会)のDon Holly氏はこう言います。
『結局スペシャリティーコーヒーはカップで決まる。
一杯のカップが消費者の手に 渡るのには多くのステップがあり、
全てのプロセスで最高品質が維持されて スペシャリティー足るものが守られるのだ』
この基本理念から発展して 近年のスペシャリティーコーヒーの運動は発展してきました。
しかし何がスペシャリティーコーヒーなのかの 世界統一の定義はまだ固まっていません。