美味しいコーヒーを飲むために

コーヒーの淹れ方 ドリップ編

材料

コーヒー粉はメジャーカップ1杯約10gが1人前の目安です
ドリップ専用ポットを使うと上手にドリップ出来ます

 

 

作り方

 

①コーヒー粉をセットしたらドリップする前にコーヒー粉の表面が平らになるように軽く横を叩いて均します。
②お湯が沸騰したらドリップ開始!最後までお湯の温度が下がらないように最後までコンロで弱火にかけます。
③真ん中からお湯を注ぎます。円を描きながら外に向けてまんべんなくコーヒー粉にお湯を当てます。
④出来る限り細く均一にお湯を注ぐことが大事です。
⑤一番最初は《むらし》一番大事な作業です。細かな泡で膨れてきたら大成功!!!
⑥コーヒーの動きが止まれば2回目スタート。2回目も真ん中から外に向け円を描きながら丁寧にお湯を注ぎます。
⑦任意の量が抽出できるまで繰り返しドリップします。何回でオトスかは個々の手慣れで変わりますので、回数は気にしなくても大丈夫。

最後に:気をつけることは、お湯を注ぐときにコーヒー粉を暴れささない様にやさしくお湯を注ぐことです。1ヶ所だけにお湯が当たると雑味の原因になります。お湯を注いでも膨れてこないのはお湯の温度が低いからでしょう。

アイスコーヒーの作り方 ドリップ編

 

分量 600cc5人前(お使いのグラスでとれる杯数はかわります)

材料

アイスコーヒー粉40g(メジャーカップ4杯強)
水600cc ・ コーヒーメーカーの場合5杯の所まで水を入れて下さい
上白糖で甘さを付ける25g/微糖8g

作り方

①ドリップポットに用意した水を入れ沸騰するまで沸かします。(ドリップポットが無い場合はやかん等をお使い下さい。なるべく注ぎ口が、細い方が使いやすいです。)
②サーバー(グラスポット)に上白糖25gを入れ、その上にロト(ドリッパー)をのせペーパーをひきます。
③アイス用のコーヒー40g(メジャーカップ4杯強)を入れます。
④あらかじめ沸かしたお湯をロトの中心から『の』の字を、書くように真ん中から外に向かってお湯を注ぎます。ホットコーヒーよりは失敗が少ないので思い切ってドリップしましょう。まんべんなくコーヒーにお湯があたる様にしましょう。
⑤コーヒーが落ち終わるとサーバーのコーヒーと上白糖が混ざるようにかき混ぜます、粗熱を取って冷蔵庫で冷やしてお飲み下さい。

  • アイスコーヒー用の豆は通常の豆に比べ濃く焙煎しています。氷を入れてもコーヒーが水臭くなりません。
  • 出来上がりから3日間ほど冷蔵庫で保存できます
  • 砂糖を入れて甘みを付けた場合、出来上がり直ぐより一晩寝かす方がより円やかです。
  • コーヒーメーカーをお使いの場合は、水―5杯のところまで、コーヒーの分量は40g(メジャーカップ4杯強)上白糖25g~35gお好みでどうそ。
  • シロップをお使いになられる場合は、コーヒーが薄くなりにくい、コーヒーシュガーシロップがお薦めです

コーヒー豆の保存

気をつけることは2つ

まずは、湿気です。コーヒー生豆を高温(200°C位)で焼き削除出来上がった物がいつもの見慣れた茶褐色のコーヒー豆です。からからに乾燥しているので湿気の多い所や、湿気の多い季節にはコーヒー豆が湿気を吸い込んでしまいます。香りは消え、抽出も悪くなります。密閉をしないで冷蔵庫に入れたときも同じ現象になります。更に冷蔵庫内の臭いまでコーヒーが吸い取ります。
もう一つは、高温です。夏の季節、外気温が 35°C~40°C位まで上ります。ビンや缶に入れ陽の当たる窓辺に置いている方はいませんか?その状態で長時間放置するとビンや缶の中は外気温以上に熱くなります。コーヒー豆は種です。いくら高温で焙煎していても菜種や大豆の様に油を含んでいます。その油が高温で豆の表面に浮き出てきます。(深煎り豆などは高い温度で焼くため最初から豆がピカピカ光っていますが、この場合のテカリは劣化にはあてはまりません) コーヒーは少し濃い色になりこれを放っておくと油の酸化が始まり、香り、味を台無しにしてしまい、最後には油の臭いしかしなくなります。
上記2点の事から保存は湿気が少なく25°C以下の所が良いでしょう。 同じ袋の使い回しや、容器の内側の汚れも気をつけましょう。

美味しい保存方法

コーヒーが美味しいのは、焙煎したてよりも2日目位から約10日位がベストです。最初に香りが弱くなり、20日位で味の変化が感じられるようになります。「保存する」と言う事はこの劣化をいかに遅らすかと言うことで、劣化しないわけではありません。
例えばお買い求め2週間以内に消費されているお客様は冷凍庫などには入れずに、ビンや缶に入れきちんとふたを閉め風通しの良い日陰に置いてお使い下さい。室温保存で十分です。
長期の保存の場合(1ヶ月~3ヶ月)の場合は2週間で消費する分量ごとに分けて保存します。それ以外のコーヒーは密閉をして冷凍庫にて保存します。この時の容器は空気と水分を遮断できるものを使います。先のコーヒーが無くなれば、次の2週間分のコーヒーを出し前と同じように室温保存して下さい。この時の注意は冷凍庫から出して直ぐに封(フタ)を切ると空気中の湿気を吸うので、コーヒーが室温近くに戻るまでしばらく待ちましょう。 日常的にコーヒーを冷凍庫に保存している方は、コーヒー豆が室温に戻るのを待ってから封を開けましょう。